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彼女は、お酒が好きで、前のご主人が料理は全てしてくれていて、自分は何もしていなかったといった話など、彼女の身上話が大部分でした。
私は、結婚相談所の事務所で見た時から、もう彼女に対して興味を失っていましたから、適当に1時間ほど話し、返事は相談所のほうにしておきますからと言って、喫茶店を出た所で別れました。
私は、次の女性に会うため事務所に戻りました。
事務所でしばらく待っていると、2番目のお見合い相手の女性がやってきました。
彼女は、小柄で華奢なせいか少し写真より老けて見えました。
少しイメージとは違いましたが、また２人で事務所を出て、喫茶店に向って歩き出しました。
こちらの女性の方が、日本語は上手でした。
彼女の１人娘さんは美術大学に通っていて、時々家に呼びたいというようなことを言っていました。
また、私は、差しさわりない話を１時間ほどし、彼女と別れ事務所に戻りました。
私は、別の日に合うことになっている１番私好みの女性に期待して、夕方の新幹線に乗り込みました。